群山日報(昭和12年12月3日付)内地渡航半島人の爲、親切な相談所設置

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十日頃釜山で店開

内地渡航の目的で釜山に蝟集する朝鮮人勞働者中には、渡航手續及び釜山の土地柄など不案内のため惡客引、不良輩の甘言に乘ぜられ手數料、食費などの名目で忽ち所持金の大半を消費する事例が少くなく、就中被諭止者にあっては忽ち不良輩の掌中に陥り、結局は歸鄕の旅費に窮し救助を申出るもあり、その他あらゆる點に於いて速かに改善すべき點が多いので、總督府は今回釜山に渡航事務所を建設して渡航來釜者を一時これに収容して、渡航可能者に對しては一切の手續を取ってやり、内地事情並に渡航後に於ける覺悟等を説示し、又被諭止者に對しては歸鄕措置、勞働斡旋をなし、渡航制限に伴ふ種々の誤解を一掃し、救濟の完璧を期することとなった。事務所の開設は十二月十日頃で、取扱事務の内容は次の通り。

一.渡航取締事務

二.内地渡航者に對する内地事情の紹介その指導三.被諭止者不正渡航者等の就職斡旋その他措置四.其他保護に闗する措置

なほ、所長は釜山水上署長が𬻵任するはずである。