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闗係方面で慎重對策考究
政府及總督府の產金擴充を中心とする各種資源開發及相次ぐ工業界の勃興等に依る朝鮮内の勞働者需要は、ここ一兩年中には著しく增大して居り、生產力の擴充と共にこの人的資源問題が重要性を帯び、總督府社㑹課を中心に土建協㑹その他闗係方面では慎重に對策を研究調査中で、新しき惱みの種子となってゐる。先づ鑛山闗係で見ると、本春頃迄は鑛夫總數十萬人内外であったものが、產金その他特殊鑛物の增產計畫で約三十萬人を必要とされ、更に現在計畫されでゐる石炭、鐵鑛開發を考慮すると、この方面のみにても五十萬人を必要とされ、更に工業闗係では相次ぐ各種工場の竣工は多量の勞働者を要求されてゐるのみならず、一方工事闗係でも鴨緑江水電工事の如きは、十數萬人の勞働者を要求してゐる狀態であって、勞働者の不足は漸やく深刻化して來り、鑛山及び工場等では早くも勞働者爭奪の氣分が濃厚となって來てゐる。然も、時局の繼續を想定するとき、内地方面に於ける勞働者の不足を朝鮮の勞働資源の活用と相俟って將來も見込まれる譯であり、朝鮮内の勞働者の需給對策は益々重要性を帯び、目下社㑹課で實現對策に就き調査研究を續けられてゐる。
