釜山日報(昭和12年9月29日付)内地渡航の制限の緩和

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石炭聨合會より陳情

【東京電話】石炭聨合會では廿七日理事會を開き、下期石炭需給推算並びに勞働力補充增員の問題を審議した結果、下期石炭需給推算は昭和石炭の原案通り承認し、最近の需要激增に對應するために本年度下期(十月、明年三月)出炭高を、特に去る三月の理事會における決定量より百十一萬グラムトン(内譯聨合會百萬六千グラムトン、互助會十萬四千グラムトン)增加し、合計二千四百六十六萬グラムトンとするに決定。各地方鑛業會宛に割高數量を通達。又、勞働力補充增員の問題については左の件を決定し、商工大臣に對し陳情を行ふ事となった。

一、石炭鑛業に對しては、時節柄特に他の銀寿工業と同様の特典を附輿された。

一、国内余剰勞働力の割當については、最近の生産力擴充に伴ふ石炭增産の必要に鑑み、特に適切なる對策を考慮されたし。

一、石炭鑛業は、他の地上工業に比し勞働力の補給困難不利の狀況にあるので、これが補充の應急對策として、

(イ)半島人の内地渡航を緩和されたし

(ロ)制限年齢の低下、並びに就業勞働時間の緩和を許可されたし