2020/06/12NEW

端島元島民 坪内光興さん

「休み時間に、李君の家で朝鮮から送ってもらった栗を焼いて食べた」

1932年長崎市で八人兄弟の長男として誕生し、3歳で端島へ移住した坪内光興さんに戦時中から戦後までの端島での生活についてお話しいただいた貴重な記録です。
家族とともに端島へ移住した時の少年時代の思い出や、共同浴場など炭坑の島ならではの人々の暮らしぶり、端島から見た原爆投下の様子など貴重な証言です。
坪内さんは、1957年から1961年まで端島の映画館「昭和館」の映写技師をつとめ、エネルギー政策の転換とともに1961年に端島を離れました。2019年東京都にて逝去されました。


関連映像:「端島元島民 鈴木文雄さん」「端島元島民 井上秀士さん